マイホーム作りの第一歩!住宅メーカー選びのポイント6選
家族と共に過ごす大切なマイホーム。ネットで情報収集出来る昨今ではありますが、実際に住まいをご提案させて頂いている立場から住宅をご検討している、されている皆様に少しでもお役に立てれる情報をご案内出来ればと思い私なりのポイントをまとめました。少しでも参考にしていただけたら幸いです。
知っておきたい! 『ハウスメーカー』『工務店』 の違い

住宅会社を調べ始めた時によく目にする『ハウスメーカー』・『工務店』。この違いって分かりますか? 私はこの仕事に勤める前は正直よく分かっておりませんでした。この名称の違いを簡単にご説明させて頂きます。
『ハウスメーカー』とは全国規模で自社ブランドを展開している住宅会社を指します。現在ではフランチャイズ式の展開する住宅ブランドもあるため、その点は分類が曖昧な点がございます。
『工務店』とはそのエリア(県市区町村範囲)は様々ではありますが地域密着型で設計・施工をしている住宅会社を指します。
どちらもお客様の大切な家を建てることを目的としていることは同じですので、選定の際は展示場や見学会などご見学頂くことがポイントとなります。
ご自身のマイホームに求めるものを認識する

建設会社それぞれ独自のこだわりが必ずあります。そのこだわりなどがご自身の求めるものにマッチングしているかどうかを確認していくことが重要になります。そのためにはまずご自身やご家族様がどのような家に住みたいかなどをお話合い頂きマイホームに対する共有の価値観の認識をお持ち頂くことが大切な一歩になります。
マイホームに対する認識を共有して頂き、その上で住宅会社選定の際に是非意識して頂きたいポイントを6つご紹介させて頂きます。
住宅会社の選定確認6つのポイント
外観・内装などデザインやスタイル

現在住宅のテイストも様々なスタイルが増えてきました。一例ですが「南欧風」や「ブルックリンスタイル」など、外観や内装によりお好みのテイストを得意とする会社もあります。デザインも非常に大切なポイントではありますが性能面は生活に影響が直結しますのでその点も合わせて、ご家族様と予め好みなど共有されておくことも大切です。
住宅の性能
夏は暑く、冬は寒いこの岩手の地。夏は涼しく冬は暖かい家が良いと大前提としてお考えになるかと思います。
住宅会社により構造や工法例えば「木造」や「軟骨鉄筋」、「2×4工法」や「2×6工法」をはじめ断熱仕様や住宅設備などの標準仕様は異なります。例えばサッシの場合「ペアガラスサッシ」「トリプルガラスサッシ」などの違いがあるように様々です。
展示場などをご見学される際に担当の方に色々とご質問して頂くことをおすすめします。
標準仕様・標準装備(住宅設備など)
住宅設備などにおける標準仕様・装備というのも住宅会社によって異なる点は注意が必要です。 上記のような点などオプション要因になりやすいポイントも是非ご確認ください。
キッチン食洗機は?
キッチンに食洗機が標準装備の会社もあれば、食洗機は装備しておらずオプション(つける場合は加算)になるケースも当然ございます。
キッチン収納は?
キッチン収納は標準装備に含まれていないケースもございます。
エアコンの台数は?
またエアコンなども標準装備の台数は会社によって異なりますので、例えば希望の間取りが3LDKに対して2台が標準装備という説明がある場合は、LDKと1部屋には設置出来ても残りの2部屋分は必要な場合はオプション(加算)という扱いになるため、更なる費用増加の要因となります。
浴室の出入り口の仕様は?
折れ戸が標準仕様という会社も多いです。引き戸仕様への変更などをご希望される場合はオプション(加算)となります。
エコキュートの容量サイズは?
370L仕様ですか?460L仕様ですか?細かい話ではありますが容量にも違いがございます。
まだ他にも様々ございますが、この標準仕様や装備についてはご検討の住宅会社にはしっかりご確認頂くことがポイントになります。また数社検討されている場合などは比較の大切な要素の一部になるかと思います。
費用・価格

新築を検討する際に1番重要となってくる予算。住宅会社により当然価格は異なります。
その中で「坪単価いくらですか?」とよくご質問を頂きます。この単価を聞くこと自体は正しいのですが、この坪単価の中身のご確認をして頂きたいポイントです。
坪単価に含まれている内容の確認
坪単価の中には何が含まれていて、含まれていないモノは何かを知る必要があります。これは会社により様々なのでお客様が気になる住宅会社であればより確認すべきことになります。
坪単価に照明やカーテン迄も含めてご案内している会社もあれば、建物本体だけで中身の工事費用部分は含んでいない場合など、この坪単価に正式な定義が存在していないためその会社独自の坪単価がございます。簡単に確認するには、この質問が良いかもしれません。
「この坪単価の中には含まれていないものはありますか?その金額はいくらくらいですか?」と。
マイホームの夢と現実を出来る限り=(イコール)に
価格だけに重きを置き決めることはおすすめ出来ません。会社により価格が異なるのは標準仕様(住宅設備など)の違いも当然価格に反映されています。
良い家を出来る限り費用を抑えて建てたいと考えるのは当然です。しかしお客様の希望を全部入れてプランしていくとご予算をオーバーしてしまうことがございます。
無理のない生活あってのマイホーム計画が大切ですので、毎月の住宅ローンの支払い額を念頭に間取りや住宅設備なども含め、絶対に叶えたい箇所、そこまで重要ではない箇所など優先順位を定めながらプランを変更していくことで希望の予算・プランへと変化していくことが出来るかと思います。
1番重要なポイントだからこそ、数社の住宅会社を比較検討される際などは特にその価格に入っている内容などをしっかりと比較されることをおすすめ致します。
質問や相談のしやすさ
この点も非常に重要なポイントです。
家を検討する際にお客様が家のことを何も知らないことは当然のことです。展示場などを見学して歩く場合も何を質問することが良いのかも分からないということは多々あるかと思います。
その中で色々と質問しやすい、相談しやすいという担当者はお客様にとって良い存在になるかと思います。住宅を検討することは家のことだけでなく、土地のこと融資や登記など様々な知識や手続きなどが必要になってきます。その中でしっかりと道案内役のように導いてくれる、相談や質問も丁寧に答えてくれる担当者か?など人柄や相性も大切な選定ポイントです。
建てた後のお付き合い(アフターサービス)

建築後のアフターサービスの内容もしっかりと確認をすることが大切です。
建ててからもお付き合いが続くのが新築住宅です。 だからこそ、建築後のアフターサービスの体制や保証内容、定期点検などの内容も合わせて確認しておくことが大切です。
まとめ
簡単ではございましたが住宅会社を選ぶ上でのポイントをご案内させて頂きました。
どの住宅会社も自信を持ってお客様へ住宅を提供していることに間違いはありません。その中でご選定頂く際に意識して頂きたいポイントを6つに絞らせて頂きました。
「一生に一度。」昔からよく新築住宅を建てる際によく言われる言葉です。
その一生に一度の機会を皆様が後悔のないようご選定頂けることに少しでも役に立てましたら幸いです。
私達、北斗建設も自信を持ってお客様の一生に一度の機会を与えて頂けるよう日々努力しております。
今回の6つのポイントにつきましても要点で簡易的なポイントもございました。是非弊社の展示場やご見学会などお越しの際は是非お気軽に家のこと、土地のことなど分からないことなどもご質問頂ければと思います。